刀剣ブームが起こっている理由

女性の間で刀剣ブームが起こっている理由とは?

女性の間で刀剣ブームが起こっている理由とは? 女性の間で刀剣ブームが起こっている理由は現在も人気を集めているゲームです。
そのゲームは「刀剣乱舞」、DMMゲームズとニトロプラスが協力して開始されたブラウザゲームです。
2015年1月14日にサービスが始まったこのゲームはサービス開始前から注目を集めていた影響で当初用意していた3つのサーバーがすぐに満員になりました。2016年にはスマートフォン版が配信されています。
ゲームのシステムはシンプルで、擬人化した刀剣を育成していくシミュレーションゲームです。
プレイヤーは「審神者」になって多くのキャラクターをひきいて敵を討伐していく内容になっています。
このゲームに女性が惹かれた理由は一言でまとめてしまうと登場するキャラクターが全員イケメンだからです。
そのキャラクターたちの性格や容姿、また台詞はその刀剣の来歴が関わっており、そこから書籍や由来を調べていくうちにファンの女性がブームの火付け役になっていったわけです。

日本神話にも登場する刀剣「天叢雲剣」について

日本神話にも登場する刀剣「天叢雲剣」について 天叢雲剣は、あめのむらくものつるぎ、または、あまのむらくものつるぎ、と読みます。
三種の神器の一つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)、草那芸之大刀(くさなぎのたち)の異名となっています。
三種の神器の中では、刀剣であることから天皇の武力を象徴するものであるとされており、三種の神器はほかに八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)があります。
刀剣・天叢雲剣は日本神話において、スサノオが出雲の国にてクシナダヒメを助けるためにヤマタノオロチを退治した際にオロチの体内から発見された神剣です。
名前の由来は諸説ありますが、日本書紀の注記によると、ヤマタノオロチの上にはいつも雲がかかっていたために天叢雲剣と名付けられたとされています。
別称の草薙剣の由来については、ヤマトタケルが伊勢神宮でこの神剣を拝受し、東征の途上の駿河国で、この神剣によって野火の難を払い、草薙剣の別名を与えたとされている説があり、広く知られているものですが、日本書記では異伝となっています。
ヤマトタケルがこの神剣を手にする経緯については、スサノオが天照大神に献上したのち天照大神からニニギに三種の神器として手渡され、のちに伊勢神宮にて祀られるようになり、ヤマトタケルの手に渡ったとされています。